コロナウイルスは世界中の視覚障がい者の生活にどのように影響しますか?

2020-07-14 | 作成者 Orcam Staff

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コロナウイルスは世界中の視覚障がい者の生活にどのように影響しますか? - OrCam

ニュースやソーシャルメディアで散見されたように、新型コロナウイルスは前例が無く、世界中に大きな影響を与えています。 9/11以降見られなかった抜本的な極端な対策が、次々と政府によって世界中で施行されています。皆さんの生活は、滞り、変わり果ててしまっているに違いありません。宇宙飛行士を除いて、我々の仕事と日常生活は完全に滞ってしまっています。

最も影響を受けたのは誰ですか?

最初に影響を受けたグローバル産業は、ご存知の通り旅行および観光、航空産業です。ホテルの予約とフライトの予約は、世界中でほとんどが一気にキャンセルされました。更に、ショッピングモールや公共の場も、完全に閉鎖されています。医療機関は困惑しており、スタッフは24時間体制で働かざるを得ない危機的な状況が継続しています。

更には、買い溜め目的で、スーパーマーケットと薬局の物資はほとんど空っぽです。民間の大企業で働いている方々にとって、移動や出張が必要不可欠であるお仕事に関しては、オフィスへ行くことも、オフィスで働くこともできません。世界中の生活が今完全に、コロナウイルスの影響でストップしてしまっています。

これは視覚障がい者にどのように影響しますか?

この質問は、あなたの人生にはどのような影響を与えるのかを尋ねるのと同じ内容です。あなたの隣人、またはあなたの叔母と叔父、従妹、友人、あなたの身の回りの方々全員に同じ質問したとしても、答えは、時と場合によりますよね。目の不自由な方も皆様と同じように、それぞれ個人のライフスタイルを持っています。若い方であれば、まだ両親や兄弟と一緒に住んでいますし、既婚者であれば、配偶者や子供と一緒に暮らしています。また一部の方は介助生活を送っていますが、多くの方は一人暮らしをされて完全に自立されています。

隣人からの日常援助無しで生活できる普通の方々にとっては、生活援助が必要な方ほど生活に影響はないでしょう。普通の方々は、職場や公共エリアに行くことはできないかもしれませんが、家族同士で助け合い、日常生活を過ごすことができます。またネット通販や食料品店で買い物をしたり、自身で料理をしたり、通常通り問題なく日常生活を送ることが出来ます。

一方、生活支援施設はまったく別です。一部は閉鎖し、居住者を自宅に送らないといけない始末になっています。またその他の施設では、スタッフに居住者とは別部屋で、施設内で生活をするように依頼されています。すべての施設において、スタッフが使えるリソースを提供できる解決策を見つけました。全盲の方および生活援助が必要な視覚障がい者は、おそらくこの状況により最も影響を受けています。

視覚障がい者は感染リスクが高いですか?

視覚障害がいのある方が、通常の人よりも多く癌、インフルエンザ、糖尿病にかかりますでしょうか?答えは当然NOですよね?盲目であることは、科学や医学研究によって、免疫力に直接影響を与えないことが実証されています。従い、基本的に、コロナウイルスを健常者が避けるように、視覚障がい者も同じ健康ガイドラインを参照するのは全く同じです。

一方で、あなたができることは、自宅での時間を有効的に活用するということです。在宅勤務中は、これらのヒントを活用して、更に効率良く仕事をすることができるはずです。あなたの自由時間で、ロービジョンの方々のために、これらの適応されたゲームの一つをやってみて下さい。終わったら、次のゲームにいきましょう。またはもう一度同じゲームを一周するのもいいかもしれません。インドア アクティビティを行う場合は、このガイドを参照して、視力が低くても一緒に楽しめる6つの楽しいインドアアクティビティをご覧ください。自粛期間にすべきことは他にも沢山あるはずです。

OrCam Technologies(オーカムテクノロジーズ)は、コロナウイルスの影響を受けたすべての人が迅速かつ完全に回復することを心から願っています。