目の見えない人を助けるコツ

2020-01-05 | 作成者 Orcam Staff

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目の見えない人を助けるコツ - OrCam

の見えない人に対する誤解(英文)は数多く存在します。多くの人が、目の見えない人の手助けをしたいという気持ちとは裏腹に、彼らに接触する事に対してためらいを感じる場合が多く、気まずい空気を避けるために彼らを避けるような行動を取ることは多くあります。
ですので、日々の生活において目の見えない人の手助けをするための簡単な方法と、避けるべき行動をここでご紹介させて頂きます。

1. 目の見えない人も参加できる形で接触する

目の見えない人だけでなく、どんな人に対しても、フレンドリーな態度を取りつつ、彼らも参加できる形で対話をして社交的にも彼らが参加できるようにする事が何より大事になってきます。しかし、どんなに目の見えない人の社交性が高くても、常に会話に参加できるわけではありません。彼らがちょっとした仕草が見えないというだけで会話から外す事ほどやってはいけない事はありません。

2. 彼らが無力だとは思い込まない

目の見えない人が他人の力を必要としている場合は多くありますが、目が見えないからといって彼らが何も出来ないと思うのは大きな間違いです。目が見えない人の多くが視覚の有無を問わず凄いことができる場合が多く、私たちが考える以上に独立した生活を送っています。自分が目を使って行っている日々の活動をするのに彼らは人の力を借りないといけないと思い込まないようにして下さい。

3. はっきりと会話をする

目の見えない方はボディーランゲージが見えないため、彼らと会話をするときは言葉をはっきりと使う事が大事になってきます。日々の会話において、表情や手の動きを通して、多くの情報のやり取りや意図の読みあいが行われます。ですので、分かりやすい言葉やイントネーションを使う事は必要不可欠となってきます。

4. 傷つけるような事はしない

目の見えない人はちゃんと聞こえているので、叫んだりしないで下さい。「なんで髪型なんて整えてるの?」というくだらない質問や「目が見えないようには見えない」といった悪意のこもったコメントもNGです。詰まるところ、目が見えない人と接する時は普通だったら当てはまる常識や感受性をきちんと当てはめて接するようにして下さい。

5. 面と向かって話す

目の見えない人と会話をしたい場合、彼らの付き人にではなく彼らに直接話しかけて下さい。目の見えない人にとって、会話が出来ないと捉えられる態度を取られる事は何より腹立たしいことです。どんな人でも無能扱いされるのは不愉快なものです。ですので、彼らに
直接話しかける様にして下さい。

6. 断りもなしに目の見えない人の盲導犬を撫でたり話しかけたりしない

盲導犬は大事な仕事をしており、状況によっては彼らが飼い主の命を左右する場合(英文)もあります。盲導犬は飼い主のサポートをするためにその他の事は無視するよう訓練されているため、どんなに可愛くても勝手に撫でたり口笛を吹いたり、話しかけたりする事で犬の注意を逸らさないで下さい。

7. 彼らの手助けになる機器があれば、それを伝えてあげる

視覚補助機器は近年で大いに発展しており、これらの機器は目の見えない人がより独立した生活を送りための大きな手助けになります。彼らの方がこういった機器には詳しいでしょうが、それでも役に立ちそうなものがあればその事を是非教えてあげてください。オーカムマイアイドット(英文)ブリットラボ(英文)等の機器を活用する事で、目の見えない人z生活により高い独立性をもたらす場合もあるので、是非ともこういった機器のことをお話してみて下さい。

8. 安易に比べない

目の見えない事は、詰まるところその人の特徴の1つに過ぎません。これが、彼らの性格や個性、趣味といったものに影響する事はほとんどありません。とある目の見えない方が1人で出来る事があったり、特徴的な服装をしているからといって、他の目の見えない方もそうだという事はありません。目の見える方でも1人1人が大きく違うように、目の見えない方も千差万別です。1つの括りに彼らを縛りつける様なこと(英文)はしないで下さい。

9. 必要な時には手を貸す

車に乗り込むときや、階段を上るとき、狭い場所を通るときや人混みを通る時などは、目の見えない方を誘導しサポートするいい機会です。しかし、彼らが手助けを必要としていない場合は無理に助けるような事はしないで下さい。

10.必要以上に言葉に気を使わない

「目」や「見える」という単語が入った言葉を使う事で、目の見えない方の気持ちが傷つく事は実際そんなにはありません。むしろ目の見えない方はそういった言葉を自分から使う場合がほとんどです。ですので、そういった言葉を使った後に必要以上に謝る必要はありません。

以上が目の見えない方と接する時のコツです。少し気まずくても、誰かの助けになる事を
するのは思う以上に気分がいいものです。しかも、あなたの行為から新しい友情が芽生える事だって十分にあります。是非参考にしてみてください。